今日は新国立劇場へ『Ballet the Chic』を観に行ってきました。
バランシン作品『セレナーデ』、井口裕之作品『空間の鳥』、
ナチョ・ドゥアト作品の『ポル・ヴォス・ムエロ』、
サープ作品『プッシュ・カムズ・トゥ・ショヴ』の4本立てです。

『セレナーデ』は過去に
NYCBの来日公演、スターダンサーズバレエ団で観ています。
とっても好きな作品です。
幾何学的な構成が美しく幻想的。
今回は厚木さんの踊りに目がいきました。
バランシンの作品が似合うダンサーですね~♪

『空間の鳥』は斬新で印象的ですが、
ちょっとベジャールっぽい感じがしました。
男性ばかりの踊りに一人だけ女性が出てきます。
メフィストのような存在。
真忠さんが踊ったのですが、目にインパクトありました。
今でもワンシーンの映像が脳裏に焼き付いています。

『ポル・ヴォス・ムエロ』も素晴らしかった。
踊るダンサーはベテラン揃い。
人生の中で起きる喜怒哀楽を味わった
大人の情感を醸し出せるダンサーのための作品だと思いました。
なぜなのかわからないのですが、
観ててせつない気持ちになりました。

ラストの『プッシュ・カムズ・トゥ・ショヴ』。
これは正直言ってスッキリしない印象。
クラシックバレエをちょっと皮肉っているコミカルな作品なのですが、
そこにはクールな感じがないとつまらない。
メインをつとめたデニス・マトヴィエンコさんの動きが緩慢な感じ。
どちらかというとシャープでスピード感のある
ダンサーが演じる方が作品が決まるように思えます。


総合すれば、とてもゴージャスな舞台で大満足です。
ああ、いい時間をありがとう♪