今日は新国立劇場にて
法村友井バレエ団の『アンナ・カレーニナ』を観てきました。

この作品はかつて日本バレエ協会で2度上演されており、
それに出演していた私にとっては思い出深い作品です。

ドラマ性が高い演出、美しいチャイコフスキーの音楽、
装置、照明、衣装のどれをとってもすばらしかったこともあり、
出演者としてではなく、観客として観てみたいと
ずっと思っていたのですが、やっと念願かないました。

装置や衣装はオーストラリアバレエ団のものを使っていたのですが、
それが日本初演時のものとまったく同じです。
あれから15年以上は経っているのですが今なお健在なのですね。
なんとも懐かしかったです。

当時一緒に出演した方とロビーでばったり出会い、
『全部同じだね。懐かしいね~』と
ノスタルジックな気持ちになったりも(笑)

プロコフスキー氏の振り付けは
高度な技術をさりげなく組み込んであります。
なので、大技が大技として観客にはわかりづらいかもしれません。
ある意味奥ゆかしいのですが、ダンサー泣かせともいえるでしょう。

装置では蒸気機関車のセットが圧巻!!
プロローグと終幕に登場するのですが、
なんともいえない存在感で圧倒されます。

カーテンコールでは、その機関車がお目見え。
大きな拍手が沸き起こりました。
装置に拍手が起きることって
これまで遭遇したことがありません。
それくらいすごいってことなのです。

やはりバレエは総合芸術なのですね。
踊り手はもちろん、音楽、装置、照明、
あらゆるアートが融合して初めて良い作品となるのです。

また上演の機会があれば、
ぜひ足を運びたいと帰途につきました。