キャラクター講習会が終わったその足で
今度はシルヴィ・ギエムのステージを観に行きました。

前に東京文化会館で別のプログラムを観てきました。
(↑忙しくてブログには書かなかったけどね。)
今回は白鳥2幕とPUSHをギエムが踊ります。

席は上手寄りで少々上手が見えないけれど、
まぁ、全体が見渡せる所でした。^^



ギエムの白鳥は心理描写がハッキリとしていています。
オデットの気持ちが動きによってクリアに表現されていました。
登場時はまだ王子を警戒し怖がっていて、
さしのべられる手をとるまでに
ハッキリとためらいが見て取れます。
踊りが進むにつれ、徐々に王子への信頼が増していきます。
ほんのちょっとした仕草のひとつひとつに意味がある…。
そのように感じました。

PUSHについては、『スゴイ』の一言しかありません。
一体どうしてあのような動きを
観客に難しいと思わせずにサラリとやってのけるのでしょう。

クラシックでは脚を高く上げることや
回転を多く入れたり、足捌きのスピードを上げることをすれば、
それが高度なことなんだと観客に伝えることができますが、
ゆったりとスローな動きで何気なく動いてしまうと、
それがとても自然に見えてしまう。

あとになってよくよく考えてみると、
それが人間にとって、重力のある地球で行うことが
いかに難しい動きだったかに気づかされます。
それくらいスゴイのです。

しかも、単なる動きにとどまらず、
そこに何かしらのメッセージが内包されていて、
心というか、お腹の部分に訴えかけてくる。
そんな感覚なのです。
だから、形容のしようがないんです。



一緒に行った友人は大感激。
あぁ、誘ってよかったなぁ~♪

私も2度観ることが出来て、
とても贅沢な年末を過ごすことができました。