間もなく本番です。
合同リハーサルは残すところ舞台稽古のみとなりました。

作品の出来は…う~~ん、まずまずって感じですね。
プロに作品を踊ってもらうのであれば、徹底的にテクニックも表現も追求してもらいますが、
なにしろ発展途中の生徒です。成長期の子どもです。
そんな子どもが作品を踊るということは、振付師サイドの観点からするといろいろな制限があるのです。
それを考慮しつつ、振付と演出をするので、ちょっとつらい部分があります。
まぁ、早い話が
「ホントはこうしたいんだけど、子どもだし、無理なテクニックやって変な癖を付けたくないから、
 ここはこのステップで妥協する」ってなことです。(笑)

もちろん、子ども達はそれぞれに一生懸命踊っていますし、
けして手を抜いていると言うことはありません。皆、ベストをつくしています。

そんな状況のもと、子ども達が生き生きとして輝けて、
新しいステップを学ぶことができる作品にするのが、バレエ教師の振付なのですね。
腕の見せ所ってやつなんですね。(苦笑) 

そういや惜しかったことといえば、王子役の息子が成長痛を患ったこともあり、
ジャンプを出来なかったことですね。
治療師さんとの相談で本番間際にだけジャンプしようということになり、
ずっとガマンしてきて、今日、久々にジャンプしました。
本番では思いっきりやってください!
本番が終わったら、また控えるというお約束の元ですけどね。

こうき
  ↑久々にジャンプした息子です。

後はアレルギーが出てレッスンを休みがちだった生徒もいます。
ちょっぴり心配でしたけど、最近はおさまってきた様子。こちらもホッとしました。
ダンサーにとって体調管理は大事なことですね。
コンディショニングの大切さを大きく感じることになったリハーサル期間でもありました。

生徒達にとっては、この作品にたずさわったことで沢山のものを吸収したことと思います。
ただ、動くだけではなく、役柄に成りきること。踊りの中に感情を入れて表現すること。
また、外部のリハーサルへと参加することで挨拶のこと。お行儀のこと。電車での団体行動など。
いろんな体験をしていくことで、生徒達はどんどんしっかり者になっていきます。
自信がついていくのです。こうした経験はこの先の人生で大きく役に立ってくれることでしょう。
こんな生徒たちは私の宝物です。(^^)

舞台ではこれまでやってきたことの一番いい結果を出したいですね。
それはダンサーが踊ることを好きでいて、楽しむ心を持ってさえいれば大丈夫。
思いっきり、楽しんで、はじけて踊ってくださいね!