ダンスは心と体のハーモニー

埼玉県朝霞市で活動するバレエスタジオルミエール・主宰者 米田ひろみのブログです。

2009年04月

パリ・オペラ座バレエ学校公演


今日はパリ・オペラ座バレエ学校公演を観にいきました。
初来日のときにはかのシルヴィ・ギエムが生徒として出演。
そのテレビ放映を観て度肝を抜かれたことを覚えています。

初めて観たときは子供達のレベルの高さにただただ脱帽。
当時の自分も若かったので、レベルの違いに落胆さえ感じたものですが、
指導側になってしまうと、見方がグッと変わってきています。

そこまでのレベルを維持し、
さらに高めるためのカリキュラムはどうなっているのかなとか、
指導内容はどうしているのかなとか、ね。

ああ、自分の興味はさておき、
ステージの覚え書きを(笑)


* * * *


上演作品は『ペシェ・ド・ジュネス』『スカラムーシュ』
『ヨンダーリング』の3つ。

『ペシェ・ド・ジュネス』は15~18歳の生徒による
ネオ・クラシックの作品です。
しっかり訓練された若き生徒たちは
美しいラインに鮮やかな足裁きを見せてくれました。

『スカラムーシュ』は私の一押し。
10~18歳の生徒達による作品で、
子供の持つあどけなさ、奔放さ、自由さを生かしながら、
しかし、稚拙ではなく、観客を引き込む作品です。
とにかくすばらしかった!!!

『ヨンダーリング』はノイマイヤー作品。
ローザンヌ国際コンクールではこの作品の一部が
コンテンポラリー課題曲として使われています。
そういうこともあってとても興味がありました。
15~18歳の生徒達によるパフォーマンスです。
まだ初々しいながらも情感にあふれたステージでした。


生徒を数名連れていったのですが、
終演後目を丸くして感嘆のため息をついていましたね。
本当にすばらしかったので、
今回観に来なかった生徒たちにもっと強く
お勧めしたらよかった、と少し反省でした。





高校生ペアのドン・キホーテ


我がスタジオでは月に1回アダージオレッスンがあります。
対象は中学2年生以上でトウシューズで踊れて、
ある程度の力量がついた生徒としています。

このクラスが始まったのは2006年の秋。
それから2年半経とうとしています。

その時期からレッスンを積んでいる生徒は
間に発表会でのグラン・パ・ド・ドゥを経て、
現在に至っており、ずいぶん上達してきています。


今年のおさらい会では高校生ペアが
『ドン・キホーテ』のグラン・パ・ド・ドゥに
挑戦することになりました。
NちゃんとKくんです。

Kくんはまだ成長期であることを考慮し、
リフトは別の振りに変更しているとはいえ、
ピルエット、フェッテ、
アラスゴンドでのグラン・ピルエットなど
一通りの振りはそのままです。

このプランが持ち上がったときに
正直なことを言えば、
彼らにこれができるようになるとは思えませんでした。

でも、講師の小笠原先生は
『大丈夫ですよ^^』と自信に満ちたコメント。

それならば、とゴーサインを出した私でした。


4月の始めに振り付け開始。
当事者の生徒はドキドキ。
実は私こと先生もドキドキでした(笑)

リハーサル初回は私にとって驚きの連続。
バリエーションやコーダはさておき、
アダージオにおいては
特に出来なくて困るというところが無いのです。
(あえて変えたところは除いてですが。)

生徒達の成長に目を見はりました。


それからは毎回の稽古でドンキペアは
苦手なところを一生懸命話し合いながら練習しています。
回を追うごとに変化し、上達しています。

この世代の生徒達の成長の早さは
何度もブログで書いている私ですが、
伸びしろの幅には驚くことばかりです。

本番まで約3ヶ月ですが、
その間の成長が楽しみでなりません。

あ、もちろん、
お稽古では未熟な点をどんどん指導していきます^^






今日は見学日♪


久々のブログです。
おさらい会の準備で気ぜわしい日々が続いていて
更新がついつい遠のいています。

ここ数日の出来事は過去にさかのぼって
ぼちぼち更新していく予定です。


* * * *


今日は毎月恒例の見学日。
私のスタジオでは第4週目が見学日です。

保護者の方が見学にいらっしゃるのは
プレバレエ(幼児)、ジュニアC(小学校低学年)、
ジュニアB(小学校中学年)くらいまで。
それ以降の年代になると親御さんも
スタジオにお任せという感じになりますね(笑)

それはさておき、
今回の見学日はおさらい会の振り付けが始まって
初めての見学日だったので、
親御さんはさぞや楽しみになさっていたことでしょう。

振りは子供達に渡したばかり。
覚えていない部分もある状況です。
まだ踊るという段階にまで達してはいませんが、
それでもプロセスをご覧いただければ、
お子さんの成長を感じ取ることができますね。

今回のおさらい会の作品について
お話できれば良かったのですが、
時間が限られていますので、
ブログでお伝えさせていただきますね。


* * * *


プレバレエ、ジュニアC世代の振り付けは
子供用の検定課題から引用しています。
その世代に必要なステップや表現が盛り込まれています。

ターンアウトでのステップはごくわずか。
それでもその年代の子供にとっては
必死に取り組んでやっとできる程度のものです。

あとはスキップ、ツーステップ、ホップなど
移動に使われる補助的なステップ。
これもつま先を伸ばすことや軽やかであることが要求されます。

その移動はフロアの中を
斜め移動、円形移動などが含まれています。
一人で踊るので空間を把握する力も要求されます。

表現としては喜怒哀楽。
一つの作品にすべての感情が含まれるわけではありませんが、
作品の中にショートストーリーがあり、
それに伴う感情、
嬉しい、楽しみ、ガッカリ、怒りなどが
盛り込まれています。

私個人の考えとしては、
この感情表現が非常に大切だと思っています。

とかくステップの難しさに目がいきがちですが、
ステップを難しくすると、
足の動きをはじめとした体の動きに気を取られ、
肝心の表現が全くできない状態に陥りがちです。

特に日本は感情を外に出す文化ではありませんから、
小さな子供のまだまだ自然に感情を出せる時期にこそ
感情表現の経験をしていくことが重要と思うのです。

そういう観点からも
今回のおさらい会での課題は
とても有意義な取り組みになるだろうと期待しています。


今日の見学ではまだまだ踊りこなせていない状況を
ご覧いただいたのですが、
7月の本番までには
どんどんステップアップしていってくれることでしょう。

がんばれ、生徒たち!!
そして、私もがんばります(^^)



シェアリング


通常のレッスンが終わると
コンクールに出場する生徒は自分の踊りに取り組み始めます。

そんな中、高校生のYちゃんがMちゃんと何気なく会話をしています。

『私、アラベスクをなんとかしたいんだよね。
 Mちゃんはアラベスクが綺麗ね。
 あ・・・、私にそのコツを教えてください!!』

とYちゃん。

『んーー、私もドゥヴァンが苦手。
 Yちゃんはドゥヴァンが綺麗・・・。
 じゃあ、私にも教えてくれる?』

とMちゃん。


そう、不思議なことに
Yちゃんの得意なことはMちゃんが苦手で、
Mちゃんの得意なことはYちゃんが苦手としています。

生徒同士がお互いにアドバイスをしていく・・・。
あぁ、いい傾向です。

なので、二人に声をかけました。

『あなたたち、お互いにアドバイスをしあうっていいことよ~♪
 そういうのをシェアの精神っていうんですよ。
 普段、先生から言われることも、
 別の人から別の言葉で伝えられることで、
 ピンとくることもあるんですよ。
 ぜひ、ぜひ、そうなさい(^^)』

二人はコックリうなづき、
お互いにアドバイスを伝えあっていました。



ああ、生徒はどんどん成長していきますね。





息子の入学式


今日4月8日は息子の入学式でした。
ついに高校生になりました。

身長に合わせた制服はなんだかぶかぶかで、
まるで小学校の新入生のよう。
これからの3年でそれもピッタリとなるように
体が大きくなっていくことでしょう。

息子はやりたかったことがやれる学校に入れてとても意欲的。
これまで朝7時半起きだったけれど、
明日からは6時に起きてお弁当も自分で準備するとか。
子供の成長に目を見はるレヴェランスでした。

これからの3年間充実した日々で過ごしてくださいね!!



明日から振り付け開始


明日からスタジオでも新学期がスタートです。
しかも7月のおさらい会にむけて
振り付けもスタートしてゆきます。

3月の春休みの間はその準備をしてきました。
子供達は全員ソロなのです。
だから、曲数も頭数。
その振り起こしがちょっと大変でした(^_^;)

これまで幼児や小学校低学年の子供にソロは踊らせたことがありません。
それなのにソロに踏み切った理由は、
バレエの検定試験を見学に行った折、
小さな子供達がそれぞれソロで踊っていたのです。
みんな一生懸命です。
子供の底力を見たのです。
それなら我がスタジオでもトライしようではないか!と。

生徒達は楽しみにしているでしょう。
明日、生徒達に会うのが楽しみです。





解剖学講習会


ついに4月になりましたね。
この春、入学の皆様、おめでとうございます!!
希望に胸ふくらませ、新しい環境へと向かわれるのですね。
新しい生活が充実したものになりますように。


* * * *


4月2日は『指導者のための解剖学講座』を受講してきました。
THE ASSOSIATION OF DANCE TEACHERSというグループが主催の講習会です。

講師は東京は下北沢での治療院にて
怪我に悩めるダンサーのケアに日々奮闘されている
六車龍也先生です。

この講座では基礎解剖学を毎回学ぶのですが、
同じテーマでも、例として出てくるお話が違うこともあり、
その都度発見があります。

日々指導で生徒に関わる中、
指導側も生徒本人も努力しているにもかかわらず、
なかなか改善されないことがあるのですが、
その解決の糸口が見つかることが多いのです。

そうしたこともあり、
同じ内容であっても全く気にならずに
リピートして受講をしています。

今回もいろいろ発見がありました。

 『足指の関節を固めていると、同時に股関節が固まりやすい。』

これは手(その場合は肩関節)も同じだそうです。
六車先生がダンサーのケアをしながら、
見つけていった共通項なのだとか。

他にもいろいろあったのですが、
私にとってはこれが一番の収穫だったのです。

腕の動きがつっぱってしまう生徒の手先は
確かにこわばっており、
肩関節を解放できない傾向があります。
足指の動きが出せない生徒の股関節の可動域が狭いです。

なんとかならないか、と思っていた矢先のことだったので、
本当に嬉しいことでした。


講習会が終わったら、とんぼ返りでお稽古。
早速、学んだばかりのことをシェアしましたよ~。

生徒もその話を聞いて妙に納得していました。
そして、レッスンではそれについて気をつけてゆきました。

すると、動きが良くなるし、
ラインもいい方に変わるし、
もう、いいことづくめでしたね(^^)


この解剖学講座は次回は9月に行われるということです。
日程はまだ定かではないのですが、
また是非受講をと思っています。


興味のある方は下記サイトをご訪問くださいね。

THE ASSOSIATION OF DANCE TEACHERS
http://aodt.p-kit.com/default.html



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