ダンスは心と体のハーモニー

埼玉県朝霞市で活動するバレエスタジオルミエール・主宰者 米田ひろみのブログです。

2006年12月

年賀状!!


今日は仕事部屋の大掃除をしました。
整理整頓をして、いらない物はポイポイ。

それをやり終えて、ようやく年賀状です。
発表会での写真で綺麗なものを数枚チョイスして
レイアウトして作成しました~♪

あとは、宛名書き。
その前に住所録の整理をしなくちゃね。

掃除と年賀状作成で疲れてしまったので、
ちょっとブレイクです。はふ。



素晴らしかった キャラクターダンス講習会


12月23日より27日までの5日間にかけて行われたキャラクターダンス講習会。
一言で言うならば、本当に素晴らしい講習会でした。

先日のブログで書いたように
1クラスあたりの人数が少なかったのですが、
意識の高い人の集まりとなり、
とてもいい感じの空間となっておりました。

指導者のトム先生のお人柄も威厳と誇りに溢れ、
しかも生徒それぞれに敬意を払った指導をなさっておりました。

もちろん、指導なさる内容、
つまり表現や技術は世界最高峰。

そうしたものに若い世代が触れることは
その後の人生に大きな違いを創り出していくことでしょう。

今 バレエやダンスに取り組んでいる子供達が
全てプロフェッショナルとして活躍できる訳ではありません。
けれど、こうした素晴らしい指導者に
出会うことから得られるものは大きいのです。(*´ω`*)
講習会の受講生は幸せ者ですね。


私は指導者クラスを受講しました。
足の不調があったので、4日目、最終日はセーブしながらの受講。
ちょっと悔しかったですが、まぁ無理しても…と思いまして。
(コメントで励ましてくださった皆様、ありがとうございました♪)

日頃指導が中心の生活をしているので、
自分が踊るとなると、身体が命令を聞きにくくなってしまっています。
年は取りたくないなぁ、などとつぶやきつつ・・。(苦笑)

トム先生のクラス進行はスピーディ。
そして、習うステップで一つ前に習った物と、
今習った物とがこんがらがってしまったり、
クラシックのステップに無いリズムが入っていると、
そこに意識が向きすぎて、全体感が無くなってしまったりしてました。

私、これまで結構キャラクターダンスを舞台で踊ってきてるんですけど、
トム先生のステップはリズムの取り方が微妙に違うんです。
もちろん、トム先生こそが本当の正統派。
私はアタフタしてしまっておりましたよ。
あ~、情けない><

その点、シニアクラス(中高生)ともなると違います。
先生が2回くらいステップのデモをなさったら、
ほぼ覚えてしまいます。
中には一人非常に優秀な女の子がおり、
その子は高いクオリティでステップを覚えてしまうのです。
クラスを見学していた指導者勢はもうビックリ(@@!)
『若さっていいわねぇ!』

まぁ、もう少し若い時期に学びたかったというつぶやきはさておき、
鈍い私でも3年続けて受講するうちに
ようやっとレッスンのコンテンツなども把握できるようになり、
ステップの足裁きも身体が覚えてくれるようになり、と
自分なりの進歩が見られたので、嬉しかったです(*´ω`*)
(進歩のレベルが低いので悲しいといえば悲しい・・・)

私の生徒からは初級に1名、シニアに2名が受講。
それぞれのクラスを見学しました。
皆、それぞれが必死でした。

初級を受けた子はたぶんカルチャーショックを受けたことでしょう。
この体験が今後に活きることを願っています。

そしてシニアを受けた生徒。二人とも大健闘。
やったことの無いステップを必死になって覚えていました。
もし、欧米のバレエ学校なら、
必須科目となっているキャラクターダンス。
それをこうした機会に学べたことは、
この先の成長に末広がりの違いを
創り出していくに違い無いです。(*´ω`*)


トム・ボスマ先生の講習会は毎年年末に行われるとのことなので、
このブログを読んで興味を持たれた方は是非ご参加ください。
もちろん、全てのクラスが素晴らしいのですが、
特に初級(小学3~4年生)はお勧めです。





足よ、もってください!!


12月の初め辺りからアキレス腱周囲に軽い痛みを感じてました。
11月から水曜にクラスを増やしたので、疲れが出てきたようです。
でも、休めば回復する程度なので、気にしないでおりました。

・・・・・が、
キャラクターダンス講習会3日目にして
痛みが大きくなってきました。・°・(ノД`)・°・

ジャンプやスタンプ(足を鳴らして踏む)が多いので、
やはり元々の筋力不足やら、疲れやらで
イマイチのコンディションに追い打ちをかけてしまったようです。

4日目の今日。
くやしいけれど、トム先生にそれを告げて
足に負担の大きなエクササイズはいわゆる手抜きで受けました。

年に1度しか受けられない貴重なレッスンなのに、
とってもくやしいです><

今、氷水に足を浸して、患部の冷却&回復力アップ。
明日は最終日、なんとか持ちますように(-人-)


身体の恵まれた子供には


バレエに必要な身体を備えた子供。
業界では『条件がいい』という言い方をします。

先日のブログにも書いたように、
骨格は持って生まれてきたもの。
神様からの贈り物です。
ターンアウトに苦労してきた私から見れば、
なんと羨ましいことでしょう。


でも・・・
このように恵まれてはいても、
必ずしもこの世界で成功できる訳ではありません。

こうした恵まれた子供は、
稽古での課題を案外易々とやってのけることができます。

その子にとっては、
何の努力もせずに手に入れることのできた結果。

悲しいかな、
人は努力をせずに手に入れたものは
大切には思えないようです。

他人からは成功への階段を
順調に登っているように見えるけれど、
本人にとっては、そういう風には思えないようです。

成功とは、
本人がそれを望まない限り、
成功とは思えないものの様です。

そうしたことからも、
恵まれた子供に限ってバレエをアッサリとやめてしまうことが多いのです。



では、
そのような生徒を伸ばすために
指導者はどのようにしたら良いのだろう?
私は考えてみました。
そこで出てきた答えはこう。

恵まれた子供に対しては常に高い質を指導側が要求し、
バレエに努力が無用であると生徒に思わせないような配慮が必要、と。

でも これが結構難しかったりもして、
指導者はいつも手綱捌きに注意を払っているのです。



キャラクター講習会♪


23日よりキャラクター講習会に参加しています。
なので、ここ2日の日記は移動中に携帯から更新しています。

キャラクター講習会はとても素晴らしいです。
トム・ボスマ先生のパワフルで情熱あふれるレッスンに
汗を流しています。



欧米のバレエ学校では
キャラクターダンスが必須科目としてありますし、
新国立劇場バレエ研修所でも
キャラクターダンスが必須教科としてあります。

けれど、一般的にはこのキャラクターというものの
重要性が伝わっていないように感じます。
なぜかというと、受講者が少ないからです。

もちろん、今回の受講生は大ラッキー!!
人数が少ない分、指導が行き届きます。

ただ、これだけの素晴らしいもの、素晴らしい先生が
指導してくださるのに、もったいないと思いました。

講習会は5日間。今日は3日目の中日。
日頃無精していた私も頭も体もフル回転。
自分にむち打ちつつ、栄養も与えて、
来年の指導をより良い物にしていきます(*^_^*)



※日記へのコメントへのお返事はただいまお休みです。
 キャラクター講習会が終わって一息したら書きますね(^_^)





身体の柔らかい子供には


身体の柔らかい子供。
20年前に比べると1教室あたりの割合が減ってきています。
生活様式の変化や食べ物の変化に起因されていると耳にしています。

少なくなったとはいえ、
私のスタジオでも柔らかい子供が何人かいます。

「身体が柔らかくて、いいわねぇ」
固い人から見ればなんとも羨ましい話。

でも こうした子供は身体の軸が安定しにくく、
いつもグニャグニャしています。
しかも、本人には自覚がありません。

そうした子供が身体の軸の感覚を習得する前に
テクニックを習ってしまうと、
本来リラックスさせておくべき首や肩の筋肉に
必要以上の緊張が起きてしまいます。
そう、身体の安定感を得るために、
首、肩、胸周囲などを無意識で緊張させてしまうのです。

また、足首や膝や股関節などの関節を固定させる、
つまり緊張させる、ことで
身体の安定感を得ようとするタイプの子もいます。
いずれも無意識に行われてしまいます。

柔らかいということは崩れやすさも備えています。
こうしたタイプの子供は早期に
外反母趾をはじめとする足の変形が出やすいです。

昨日のブログには骨格の不向きな生徒に
トラブルが出やすいと書きましたが、
柔らかい子供の場合も同様なのです。

そうしたことからも
身体の極端に柔らかい子供の指導には
注意深さが指導側に要求されます。

一番大変なのが骨格が不向きで柔らかい子供。
そうした子供には
より一層目を光らせて指導さなければならないのです。



骨格の向き、不向き


バレエに不可欠なターンアウト。
それを習得することが、バレエ上達の要。

それに向いた骨格を持っていれば有利になります。
骨格は遺伝によるものが大きく、
こればかりは天の采配としかいえない領域です。

これまでいろんな子供を見てきておりますが、
ターンアウトが楽々できる子供は稀で、
ほとんどの子供はターンアウトの為の予備訓練が不可欠です。
特にターンアウトに不向きな骨格な子供の場合は
予備訓練期間を長めに取る必要があります。

ここが指導していて気を遣うところです。
バレエクラスには進級というものがあります。
世の中の一般的な価値判断では
『早い=優秀』、『遅い=劣っている』が通っています。
親御さんは進級の早さでご自身のお子さんが優秀だとか、
そうではないかを判断することでしょう。

でも 私のスタジオでは
やはり子供の発育が健全であることが最優先。
そうしたことから、
骨格の恵まれない生徒は進級を遅らせます。
『遅らせる=劣っている』ではないのです。

骨格の恵まれないタイプの子供に
ターンアウトを要求すると、
足首をねじって使ってしまって、
早期に足の骨にトラブル(外反母趾なと)が出やすいです。
膝をねじって使う傾向も強いので、
そのままの状態で訓練を積むと、
やはり慢性のスポーツ障害が出る確立が高いです。

日本のバレエは
欧米のバレエ学校のように身体検査をし、
バレエに向いた骨格の持ち主だけを選ぶことはなく、
やりたいと思う人に門戸を開いています。

そうしたことからも、
子供達がよりよいコンディションでバレエを習得するためにも
バレエに解剖学と子供の発育についてのプロセスを
しっかりと組み込むことが大切になってくるのです。




選択は自分自身の責任


私のブログへようこそお越しくださいました(≧▽≦)

初めていらした方、もう開設時からの常連さん。
いろんな方がいらっしゃるでしょう。

ここはバレエ指導者のブログです。
ということは、バレエに携わる方が多いでしょう。
あなたはどんな立場の方でしょう?
生徒さん? 指導者?
バレエ愛好家? お子さんがバレエを習う親御さん?

このブログへはどうやってたどり着きましたか?
他にリンクがあったから。お友達に教えてもらったから。
検索したら偶然にたどり着いた。(←このケースをよく耳にします。)
経緯はともあれ、よくお越しくださいました。

そして、このブログをどのように受け止めていらしゃるでしょう?
ある方は「私の聖域」と。ある方は「勉強になる」と。
ある方は「みんなに読んでもらいたい」と。
賛同、同感してくださることは私にとり、とても励みになっております。
この場をお借りし、心より感謝を申し上げます。


しかし、一方、
情報の一部分だけの一人歩きが起きているような、
そのような気がしております。
ですので、それについて少しお話をさせてください。

このブログでは私が研鑽を積みながら、
日々感じたこと、大切だと思ったことを綴っております。

口調はまるで誰かに話しかけるような語り口。
それは、自分が自分に話しかけていると思っています。
私の心の深いところに住んでいるもう一人の私から
まだまだ未熟で日頃アタフタとしている日常の私へ。

年に数回行われているQ&A。
この発端はコメント欄にいただいた質問に対してお答えしたことからです。
私はいいかげんな回答をすることはイヤなので、
回答に誠心誠意時間をかけていくタイプ。
一つの回答に多くの時間を割いてしまいます。
本業との折り合いを考えて、Q&Aは受付に制限を設けました。

まぁ、そのようなことも行っているので、
もしかすると、私のブログを読んでくださる皆さんの中で
影響を受けてなにがしかの行動を起こした方がいらっしゃるかもしれません。

そして・・・・・
行動した理由をこうおっしゃるかもしれません。
「レヴェランスのブログを読んだから」
短絡的に考えると、私の責任になります。

さて、それは真実でしょうか・・・?
ちょっと紐解いてみましょうね。

実は、こんなプロセスが起きているのです。

  レヴェランスのブログを読んだ
     ↓
  その内容に共感した。
     ↓
  共感したということは、
  その人の心の中に同じ物が眠っていた。
  そして、それが目を覚ました。
     ↓
  その人が自分の周囲を見渡した。
     ↓
  共感したものと違う事象が起きている、
  その人がそう思う。
     ↓
  それを変えたいという気持ちが起きた。
     ↓
  変えるための行動を起こす。


このような段階を踏んでいるのです。

その人の中に眠っている大切な何かに気づき、
それに従った行動を選択したのです。
私のブログはその心の扉をノックしただけ。

そうしたことから、
その行動を起こすための決断をしたのはその人自身である。
私はそのようにとらえております。

私自身もいろんな先生に指導を受けました。
そして、よくよく考えてみると、
その先生から伝授された教え(いわば、情報)を
全て100%余すところ無く自分の物にしたか、というと、
けしてそうではないのです。

これは必要だから、取り入れる。
これは必要ないから、聞き流す。
(それがいいことか、まずいことかはちょっと横に置きましょう。)
人間は無意識レベルで入ってくる情報を選り分けています。
つまり、自分自身のチョイスが必ず入っているんです。

ですので、私はこう考えています。
【選択は自分自身の責任】

読者の方がどのような行動をなさろうとも、
その方ご自身が選択したと、私は受け止めます。
また、このブログへはそうしたことを理解した方が
集う場となることを望んでいます。

いささか厳しい物言いとなり恐縮ですが
ご理解いただけることを幸いに思います。



バレエ解剖学を学んで


バレエ解剖学に出会ったことは、
私の指導方法をガラリと変えるものになりました。

出会う前は、生徒の足で変形といっても
外反母趾しか知りませんでした。
私の師事した先生もすごい外反母趾の持ち主でした。
バレエをやったら外反母趾はしょうがないこと。
むしろ、外反母趾がバレエをがんばってきた
勲章ともいえるみたいな意識を持っていました。

実際、私の足は外反母趾です。
現役時代に痛みが出て、接骨院へ通いました。
そのときの治療師さんは
「バレエやってるなら、しょうがない」と言いました。
もうかなり昔20年近く前の話です。

バレエ解剖学はローザンヌバレエセミナーの
指導者コースで学び始めました。
そこで初めて足の変形にどんなものがあるかを知りました。

それまでは生徒の足といっても、
そんなに細かくは見てきていません。
ポアントの時には指が伸びたままであることは
知っていましたが、土踏まずの状態や、
中足骨の状態、くるぶしの状態などなど・・・・
そこまでの知識も知恵も皆無でしたから。

勉強してわかったことは、
自分の足も外反母趾のみならず、かなり変形していたことでした。
足のフロントアーチはつぶれ、土踏まずも少なく、完全にロールイン。
足首は悪いアライメントと無理な使い方でかなり太くしてしまっていました。
脚全体は循環が悪くなり、むくんだ状態です。

現役時代、それはコンプレックスでした。
自分の脚はなぜこんなに太いのか、
そしてラインがどうして綺麗にならないのだろう。
そう思っていました。

どの先生も一生懸命教えてくれました。
でも・・・・私の脚が綺麗になるための決定的な指導は無かった。
そのように思います。

【注意】
もしかしたら先生がおっしゃってくれていたのに、
私がそれを聞き流していたのかもしれない、という問題が
あるかもしれないので、先生のせいとは思ってはいません。

それらの原因がバレエ解剖学の勉強を深めて行くにつれ、
どんどん明らかになってきています。
できることなら、現役の頃に知りたかったと思います。

20年前には「しょうがない」とすまされたことが
解剖学がバレエに入ることで解決へと向かっているのです。
これは朗報です♪

理解が深まった今、生徒達の脚(足)を見ると、
着目点が昔とは全く違います。
より丁寧な指導ができるようになってきています。

かつての私が指導した生徒より
確実に指導の質が上がってきています。
それくらいバレエ解剖学の成果は大きいのです。

過去の見落としをしてしまった生徒には
精一杯のことをしてあげたい。
そして、これからの生徒にはもっと洗練した指導をしてあげたい。
そんな風に思う、今日この頃なのでした。


やってきてよかった♪と思えるとき


先日、生徒のお母様とお話する機会がありました。
半年前に私の元にやってきたKちゃん、現在小学6年生です。

半年前のKちゃんはポアントワークによって
足の指の爪が全部死んでしまっておりました。
一つ残らず真っ黒になった爪。
さぞやポアントレッスンで
痛みに耐えながら踊ってきたことでしょう。

それだけではなく、
重心が後ろに落ちていたことが原因で、
膝が伸ばせない状態になっておりました。

レッスンではKちゃんに重心のことと
足の指を強くするエクササイズを指導。
ポアントでの立ち方をメインに指導していきました。

それから半年が経ち、
真っ黒だった爪は一つだけ残して、
全てがピンク色に変わりました♪

そして、膝ののばし方もまだ完全では無いにしても
いい方向に変化してきています。

お母様とお話したのは、参観日のこと。
他に見学にいらしたお母様がいらっしゃらなかったので、
ラッキーでした。

お母様はKちゃんの脚のラインにいい変化が見えてきたことを
とても喜んでおられました。
そして、これからもKちゃんがバレエを続けていくことを
喜んでサポートしてゆくお気持ちをお話ししてくださいました。

こうした出来事も指導する私にとって
とてもありがたく、やってきてよかったなぁ。
これからもがんばるぞ~、と沢山のエネルギーをいただけます。
本当に励みになります。

Kちゃん、これからもがんばろうね!!
先生も一杯勉強して、
知る限りのすべてを伝えられるようにがんばるからね!!!

そして、お母様、
これからもどうぞよろしくお願いいたします。





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