ダンスは心と体のハーモニー

埼玉県朝霞市で活動するバレエスタジオルミエール・主宰者 米田ひろみのブログです。

2004年10月

コンニャクちゃんの課題/うらめしい雨


ここ数回にわたり、書いてきたコンニャクちゃんのこと。
ちょこちょこと反応をいただきましたね。
「うちもそう!」「いったいどうしたらいいの?」

親御さんが気になさる思いはわかりますが、ハッキリ言ってしまうと、
こういうことは親御さんが心配してもどうにもならないことです。
バレエを習うお子さん自身の問題だからです。

でも、親御さんにこうしたことの認識があれば、他の生徒さんとお子さんを比較し、
やきもきすることは無くなることでしょうね。
お子さんのプロセスを安心して見てあげることができるようになります。
そういう意味で有効な情報ですね。

コンニャクちゃんは同じ時期にバレエを始めた子や同年代の子に比べて、
テクニックが身につくのが遅くなる傾向があります。
テクニックが身についたとしても、安定感が無い傾向があります。
(ピルエットのあとよろけるなど・・・)
また、ポーズが様になりにくい傾向もあります。

もちろん、一概にコンニャクタイプの子全員がそうだと言えることではありません。
中にはコンニャクちゃんでテクニシャンタイプもいますからね。

実は・・・自分もコンニャクちゃんでした。
過去形なのは、現役でなくなり、稽古量が減り、ストレッチが足りなくなったから。
やはり年とともに硬くなります。悲しいけれどね。

現役のころ、師事していた先生のいうことには
『あなたは柔らかいから毎日レッスンしないと駄目なタイプよ』
その当時、自分がコンニャクとは自覚はまったく無かったです。
でも、思い起こしてみると、片足ルルベでのパッセのバランスがいつまで経ってもできなくて、
他の子が楽々あたりまえのようにバランスを取っていて、くやしかったことがあります。
柔らかいので全身の安定感が無いからなのです。

そんなコンニャクタイプ・・・一体何をしたらいいのでしょうね。
これはバレエを志す人には誰でも必須事項ですが、

・足の裏(土踏まず)の筋肉を鍛える。

・腹筋、特に下っ腹の筋肉を鍛え、その筋肉で腹部を支える感覚を身につける。

・体全体を引き上げて正しいアライメントを身につける。

それらに加えて、
・上記のことが十分整わない間はあまりストレッチをしないようにする。
  ↑
 これはなぜかというと、筋肉や靭帯が柔らかいために安定性を失っているわけなので、
 筋力アップができない間に輪をかけて柔らかくすると、
 またまたそれ以上に筋力強化が必要になるからです。
 でも、ハムストリングスのストレッチは別。それはやってください。
 この筋肉は身長が伸びると同時に骨に引っ張られて、硬くなりやすいから。

・レッスンはお休みしない。(休むと筋力が落ちるから)

世のコンニャクさん達!
もしかして、自分に才能が無いと思っていないかな?
コンニャクさんでもちゃんと筋肉コントロールと筋力アップさえすれば、ちゃんと踊れます。
もちろん、極度のコンニャクちゃんはバレエを踊るのは多分難しい。
(そういう人に会ったことがあります。)
でも、そういうタイプはごくわずかです。
自分がそのタイプかどうかってこと、あまり気にしなくてもいいでしょう。
レッスンについていけているのなら、そんなに心配しないでね。

ただ、前の日記でお勧めしたように、定期的な健康チェックはしたほうがいいです。
柔らかさゆえの負担がおきやすいから。

気長にじっくりお稽古を積んでください。
体がしっかりした暁には美しく高く上がる脚、しなやかな体が手に入ることでしょうから!

☆ ☆ ☆ ☆

昨日、今日と第5週目です。(明日もだけど)
第5週目で稽古はお休みなので、久々に息子とディズニーランドへ行こう!と予定をたてておりました。
それなのに…朝 起きて空模様を見ると怪しい感じ。
あわててネットの天気予報を見ると、午後から雨になるというではありませんか!
ガ~ン!!
息子と相談しまして、後日へ延期することに決定。
ちょうど今ハロウィンのイベントなのですよね。それが楽しみだったので、ガックリです。
折角、めったに無い第5週目の週末なのに…。シクシク。

ついにwindowsユーザーに


わたしのPCはMacです。
でも、今 関わっているプロジェクトで書類を作成することが出てきてまして、
他のメンバーの方々は皆WINDOWS。

書類の互換性がないのは、もうお話しにならないなーと思い、
ついにWINDOWSのノートPCを購入しました。

DE●Lというメーカーのものです。
不必要なソフトはいらないので、自分で選べるというシステムが気に入り、これを選びました。
ノートPCなのですが、届いて驚き。案外と大きい。
でも、主人に言わせると「大きい分、賢い。性能がいい。」ということです。
確かに今 使用中のiBookはCPUが600メガです。もう、遅い部類に入るのですよね。
新PCは2.5ギガだというではありませんか。
この処理スピードがどんなかは まだ経験してないので、わかりませんが、
仕事がさくさく進むかなーと期待♪

ひとつだけガックリきたのはデザインですかね。

私のこれまでの愛機はiBookは結構小型でかわいいんです。
デザインも好き♪ Macの起動画面も好き♪ ボディは白くてスタイリッシュ♪ 
フォントもなんか味わいがある♪ 画像の色合いもビューティフル♪

ホントはもう1台買うならMacにしたかったのですが、OSの問題があり、(今はもうOS Xです。)
私が使用しているソフトは全部使えなくなってしまうのです。
OS Xに切り替えるとなると、ワープロソフトやら何やらすべて初めから覚え直しです。
しかも、WINとの互換性はイマイチ。
一から覚え直しなら、WINに変えた方がメリットが大きいと判断し、WIN機にしたというわけです。

でも、やってきたwin機はデザイン的にはちーっとも可愛くもかっこよくもない。
起動画面もなんかつまんない。いかにもお仕事のためのPC。
まぁ、贅沢はいっていられないですね。NEW PCさん、これからよろしくね。

WINDOWSの仕組みは全くわからないので、これから初心に戻り、パソコンのお勉強です。
頑張ろうっと♪

「骨単」を買った♪


「骨単」って何だと思いますか?
解剖学的アプローチでのバレエ指導をしているバレエ教師仲間から教えてもらった本です。
多分、解剖学を勉強する医大生向きの英単語集なのですが、図解付きでわかりやすく、
理科系の頭脳を持たない私にでもわかりやすい書籍です。
せめて主要な骨の名前は覚えなくてはね。

ちなみに「肉単」もあります。これは筋肉についてのもの。
こちらは入荷待ちです。早く届かないかな~~。

チラシに誘われて


マンションの郵便受けに投函されていたチラシ。
フットケアの講習会である。受講料無料ということなので、勝手にこう想像した。

 家庭でもできる簡単なフットケアの仕方を教えてくれ、さらにレベルアップしたい人には
 定期的に指導を受ける有料のコースをご紹介。

定期的に受講するだけの時間は取れないけれど、何か簡単なポイントなどを知ることができれば、
生徒で調子の悪い子にやってあげられるかなーと思い、予約をとり、いざ出陣。

で、行ってきた。こんな感じだった。

まずは施術(片足だけ)を受け、その施術を習得したい人は受講をしませんか、というお誘い。
想像はだいたい当たっていたけれど、ノウハウはその段階では一切教えてはもらえない。

知りたかったら受講してくださいってことなのね。
確かにそうした技術は一朝一夕で習得できないのは当然のことだ。
だから、向こう側の意図としてはよくわかる。
だとしたら、いかにもすぐに習得できそうに思わせるチラシを配布するのはどうかなー。
生徒集めをしたい思いはわかるけれど、なんかちょっと詐欺っぽいように感じてしまった。

でも、実際のところ、非常に良心的な費用でフットケアが学べるので、
こうした健康法に興味のある人にはとてもいい話だと思う。

思いがけないこと


先ほど友人から電話が入りました。
その話題は驚きの内容でした。

私がたまに稽古に行ってるスタジオの先生が、たまたまこの間の週末、
長岡へ指導にいらしていたということでした。
月曜がレッスン日なのですが、やはり電車も動けない状況なので、
東京へはお戻りになれなかったらしく、レッスンは中止となってしまいました。

先生の安否に関する情報はまだ誰も知らないということです。
どうかご無事でいてほしいと願うばかりです。

コンニャク君のサンプル


先日から掲載しているコンニャクタイプの生徒…私の息子がそのサンプルなので、
どれくらい柔らかいかをお見せします。
治療師さんの言うことには、手の反り加減を見ると、その生徒の柔軟性が大体わかるということです。

1枚目の写真では手の反り加減がわかります。

手その2
  ↑
指の根っこの関節が約90度曲がっています。

手その1
   ↑
これも手を逆に反らせたもの。
指が腕にくっつきそうです。

猿手前面
   ↑
これは肘の曲がる角度を正面からみたもの。

猿手側面
   ↑
上の姿勢を側面から撮影した物。
これだけ肘が逆に曲がると腕立て伏せなどがやりにくいようです。

ちなみに脚も膝が中に入る反張膝(はんちょうしつ)です。
(今回撮影はしてないのですが…)

こういう兆候を持つ子供は体が柔らかいコンニャクちゃんといえるでしょう。


防災について


このところ台風やら、地震やら天災が日本中で起きています。
被災なさった方々、心からお見舞い申し上げます。

中越地震の起きた時間、埼玉でも地震がありました。
折しも、ちょうどレッスン中。生徒は小中学生。揺れるたびに大騒ぎです。
テンションが高くなり、はしゃぎだす子もいれば、泣きべそをかきだす子もいます。
1度くらいなら、よくあることです。そんなに気にしなくてもいい。
でも、2回目、3回目と揺れたとき、私自身、不安を覚えました。そして、迷いました。
このままレッスンを継続するか、子ども達を急遽帰そうか…。

結局、レッスン中に地震は4回ありました。
4回目の揺れのときに
「あと1回揺れたらレッスンを中止し、親御さんに迎えにきてもらおう」と判断しました。
幸いにして5回目はありませんでした。
レッスンを定時に終え、子ども達はお家のお迎えがきて無事帰途につきました。

次のクラスは大人のクラス。
普段通りに稽古をしました。地震は1度あったようですが、気づかなかったくらいです。

帰宅し、ニュースを見て驚きました。
とても大きな地震が新潟方面で起きていたのです。

今回の出来事から稽古中に地震がやってきたときの防災対策をしっかりしないといけないと痛感しました。
5回目の揺れは感じない程度だったからよかったようなものの、
もしも、その5回目にもっと大きな揺れになっていたら、と思い、ゾッとします。
指導者には生徒達の安全をはかる役目もあるのです。

防災について、いい情報をお持ちの方、いらっしゃいましたら、教えてくださいませ。m(_ _)m


コンニャクちゃんの試練


コンニャクちゃんの見分け方…でも、これは素人目にはわからないだろうと思います。
極端なケースはわかりやすいのですが、微妙な場合だと、バレエ指導者でも見落とすことがあるからです。

恥ずかしながら、私の息子がまさにそのコンニャク君であることがわかったのは、
講習会で治療師さんに診ていただく機会を得、体のチェックをしてもらったからです。

息子はストレッチをしても、二つ折りにはほど遠く、何をやっても「痛いよ~!」
そうしたことから『この子は硬い』と私自身が思いこんでしまったのです。

治療師さんに関節の可動域のチェックをされたときに驚きました。
一般的に男の子の方が女の子より関節の可動域は少ないのですが、
彼の場合、私のスタジオに来ている女の子と比べても、それ以上に関節が柔らかいのです。

そのように柔らかい関節を持つ場合、どんなことが起きやすいかというと、
体全体の安定感が無いために、体の一部を必要以上に緊張させて安定感を作り出そうとするのです。
これは無意識下で行われるので、指導上、それを意識させるというのは、至難の業です。
なぜかというと本人に全く自覚がないからです。しかも子どもは体を意識する習慣はありません。
いや、大人でも無いですよね。体を使うことに従事しない限りはね。

そういう理由からか、国立のバレエ学校では、あまり柔らかい子どもは採用しないそうです。
あまりに手がかかりすぎるからということです。

必要以上に緊張させてしまう部位・・・。
それは足の指だったり、ふくらはぎだったり、
太股の前面(バレエでは極力使いたくない筋肉)であったり、肩や首だったりします。
今、書いた筋肉はバレエに於いてはできるだけ長く柔らかく使いたいところばかりです。

コンニャクちゃんの試練…それは不安定ゆえに体の緊張が高くなりやすく、
その緊張から体が硬くなっていることが多いことなのです。
そういうことからもコンニャクちゃんを素人目では見分けにくいということになります。

このコンニャクちゃんをどうしたら綺麗なダンサーに育てることができるのでしょうか?
それはまたの機会に書きましょう。



コンニャクタイプの子どもには…


柔らかい体の持ち主。いわゆる芯のないコンニャク君。
そんなタイプの子どもの場合、幼児期は体のバランスが安定していないので、
(幼児期は元々バランスが悪いのだけど、それに輪をかけた状態になる)
運動が得意でなかったり(たとえば、かけっことか瞬発力の必要なもの)、よく転んだりします。

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あ、そうそう。一言だけお断りしておかなくてはっ!!
これは、私が生徒を観察していて共通することなので、ここに書いているのですが、
「それは違うわよ!」という観点を持つ方いらしたら、ぜひ教えてくださいね。

話を元に戻します。

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…で、そういうタイプのお子さんの場合、バレエでもなかなか形になりません。
つまりポーズがグニャ~として崩れやすいんですね。
筋力も傾向としては弱めなので、将来的には筋トレが不可欠です。
また、あまり無理をすると、必要以上に筋肉がついてしまうので、
大事に育てると美しくなる可能性があるにもかかわらず、ヘタをすると筋肉隆々になる…
そういうリスクも備えています。

私の指導者としての考え方からすると、こういうタイプの子は早期に難しいことをやらせるよりは、
極端な話、ひとつ下のクラスでじっくりと筋肉を育てる方が将来的に
美しいラインを手に入れることができると思います。

もし、ご自身のお子さんがコンニャク系だと思ったら、他の子より遅れてもかまわないくらいの
おおらかなお気持ちで見てあげるといいですよ☆



体の硬さ、柔らかさ


息子の同級生のお母さんとの立ち話です。
「お宅の息子さんはバレエをやってるから体柔らかいんでしょ?」
「う~ん、体の硬い、柔らかいってのは、一概に言えないから…」と私。

あ、そうか!と気づきました。
一般的な認識では柔軟運動をして、体がピタリと携帯電話のように二つ折りになれば、
柔らかいということなのですよね。

もちろん、柔軟運動をして体が二つ折りというのは、柔らかいといえるのですよ。
それは筋肉がよく伸びた状態であるということなんです。

でも、私たちバレエの指導者の観点からは、異なる見方もあるのです。
例えば、体の中心軸の定まりにくい生徒さんがいます。
そういうタイプの人は靱帯が長いため、関節の可動域が標準よりも大きいのです。
ですので、体はいつもこんにゃくを立てるかのようにグニャグニャとしてしまいます。
こういうタイプの人のことをバレエ指導者は「この子は柔らかい」と見ます。

では、こういう生徒さんが二つ折りに柔軟運動ができるかというと、それは違うんですね。
こういうタイプの人がマメにストレッチングをすることで大きな伸びを体得する可能性はあるのですが、
ストレッチしない限りは二つ折りは不可能なのです。

…で、息子はどのタイプかというと、関節の可動域が大きくてグニャグニャとするコンニャク君なんです。
でも、二つ折りはできないんですよ。ストレッチが嫌いで、なかなか自主的に取り組まないのでね。

ストレッチは本人の自覚が何といっても重要。
だって、痛いものは痛いのです。
それを受け入れなければ、先に進むことはないのです。

ダンサー志望の皆さん、ぜひ毎日のストレッチを頑張ってください。
美しいポーズを身につけるためにもね☆

☆.。.:*・°

追伸:コメントくださった方々、ありがとうございます♪
   大変申し訳ないのですが、日記へのコメントは気が向いたら…という形をとります。
   最近、PCに向かうことが目と首に負担となってまして…。
   でも、ちゃんと読ませていただいてます。感謝してます♪

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