ダンスは心と体のハーモニー

埼玉県朝霞市で活動するバレエスタジオルミエール・主宰者 米田ひろみのブログです。

2004年06月

明日から7月です!!

もう今年も半分が終わります。本当に早いものです。
明日から7月です。夏本番ですね。

最近1日の平均アクセス数が130~140にまで上がってきています。
ありがたいことです。(^o^)
読み逃げ大歓迎ですよ♪ ご意見・ご感想はさらに大歓迎です♪

今年の夏はローザンヌの指導者セミナーでお勉強です。
いつも冷や汗かいてばかりのお勉強ですが、これも自分の栄養です。がんばろうっと!

あとは9月の舞台のリハーサル。出演者は大汗かいてがんばっています。私も気合い入れてます。
アレコレと細かい指導をしているので、みんな真剣になってます。
ただいまのテーマは「美しいポール・ド・ブラを身につける!」

真剣…で思い出したのですけど、何かに真剣に打ち込むって楽しいですよね。
「楽しい」っていろいろあると思うんです。
私の言っている「真剣に打ち込む楽しさ」っていうのは、ちょっぴりレベルの高い楽しみ方だと思うんです。
自分の限界に挑戦して突破していくプロセスは厳しさもあるでしょうし、
苦しい思いもするかもしれない。
でも、それを乗り越えたときの爽快感、達成感。これが楽しいんですよね。(*^_^*)
私と共にその楽しさを共有している生徒達。
いっしょに成長していこうね♪


漢方を試すことにした

今日のお話しはバレエとはまったく無関係です。すみません(^^;)

今日は息子を漢方の薬局へ連れて行きました。
なぜ、そうしたかといいますと…この日記にもチョコチョコ書いてますが、
踵の成長痛、コレの回復が思った以上に時間がかかっているんです。
う~ん、芳しくないな~と思っていた矢先、漢方薬の湿布をしたらいいよとミラクルkekoさんから
嬉しいアドバイスをいただきました。
その漢方薬を売ってくれる薬局の紹介もしていただきました。

善は急げ!と即、薬局へ連絡をとりました。
漢方薬を小分けしてもらいたい旨お願いすると、何に使うのか訊ねてくれました。
事情を話すと、それは息子の体が虚弱だから起きていることなのではないか。
湿布もいいけれど、体自身の快復力を上げるほうがいいのではないか、というアドバイスをいただきました。

元々、息子はアレルギー体質。食も細く、体力はホントにありません。
なにしろ、バレエを始めるキッカケが体力づくりだったのですから。

アドバイスは的を得た内容。
ピンときて、その薬局の方に一度診ていただくことにしたのです。

その薬局はなんと最寄り駅から電車1本で行けるところ。
これも何かのご縁なのでしょう。
物事がとんとん進むときは、それがそのときに必要だからなんですよね。

診ていただいて、漢方を処方していただいて帰宅しました。
息子にとっては「まずい」薬なのですが、これから10日間試してみてどうなるか…トライアルです。
踵の回復も早くなるかな。
うまくいきますように…。

意識を変えるには身なりから!

このところ厳しくするぞ!と言っている自分ですが、
まだまだ優しいモード(簡単にyesって言ってしまうの意)の自分というのが、
ヒョコって出てきそうになります。
う~ん、これはイカン。
なにしろ優しいモードを長くやってきているので、習慣になっているのですね。

そんな自分に渇を入れるというか、自分を律するという意味で身なりを整えることにしました。
(これまでだらしなかったという意味では無いナリ)
これまでは指導の時にTシャツにダンスパンツという服装だったのですが、
レオタードを着て、背中のラインがちゃんと出るようにすることにしたのです。

これがほどよい緊張感を自分にもたらしてくれるんです。
鏡にふと映る自分の姿を見て、姿勢が崩れていたらキリリと立て直す。
それがとってもいい気持ち!爽快!
身なりを整えるということは、自分自身に向き合うためのウォームアップのようです。

ちょっぴり嬉しいことは、体がしまったこと。(^o^)
ボディ(上半身)のウエスト周りに適度に筋肉がつき、脂肪が落ちました。ヽ(^。^)ノ

自分のこういう経験を振り返ってみて、生徒のレオタードのことや、髪型のことがふと気になりました。
レッスンでは、レオタードにタイツ、髪はしっかりアップ(短い人は縛る)というのが
レッスンでの定番スタイルですが、レオタードはともかく、髪については指導者側が気を抜くと、
すぐに乱れてきてしまいます。

そうなった時にはお便りなどで注意を促します。
するとしばらくは綺麗になるのですが、時間と共にまたダレてゆく…。
ダレていく人はだいたい同じ人なので、困ってしまうのですが(^^;)、
そういう人は緊張感が薄れているのかもしれませんね。

自分の体感からも身なりを整えることの大切さをしみじみ感じました。
いい意味での緊張感。自分に与えていくっていいことです。(^o^)
…で、意識を変えるにはまず身なりから!

みなさん、ご一緒にいかがですか?



あ、そういえば「お受験とバレエ」でした!
そのお話しはもう少し情報が増えてからにさせてください。
同じ書くのなら、データが多い方がいいですからね。
それまでは保留です。どうぞよろしくお願いします。

お受験とバレエ

先だってバレエと受験の両立についてのご質問をいただきました。

この件については、私自身、まだ模索中なんです。
ですので、なんだか中途半端な話しかできないな~というのが正直なところです。

なので、もし私の子どもがバレエと受験の狭間で迷ったときはこうして選ぼうと思っています。

まずは、子どもの意思を聞かせてもらいます。
意思とは、本人が何を望んでいるか、将来どうなりたいのか(ビジョン)ということです。

けれど、子どもには目の前のことしか見えません。
だから、子どものビジョンを達成するために必要なデータは親が集めて知る必要があります。
そのデータはメリット、デメリット双方である必要があります。
世の中の宣伝(コマーシャル)はメリットしか謳っていません。
だからデメリットをリサーチするのは大変かもしれないですね。

集めたデータを子どもに話します。
メリットばかりを追いかけることは、それにくっついてくるデメリットも同時に追いかけることになります。
なので、どこで折り合いをつけるのかということも話題に出します。
その上で「あなたはどうしたいですか?」と選んでもらいます。

ちょっと抽象的な話でわかりにくいですね…。
う~~ん、何か簡単な例はないかな~?

あ~~、例えば、チョコレートが好きだとしますよね。そればかり食べると太りますね。
「チョコを食べて太る」のと「食べないでスリム」のどっちを選ぶ?って感じ。

ちょっと例としては無理があるんですけど、まぁ、そういう感じです。(^^;)
受験なら、それにあてはめて考えるといいですね。

すぐに答えが出ないかも知れません。
でも、子どもが自分で選んだのなら、子どもはその結果が自分の選択から
派生したものだと言うことをちゃんと理解します。

もしもその選択が本人の願いからずれたものをもたらしたとしても、
またそこから新たな選択をすればいいので、またその時に子どもと話し合いをしていけばいいのです。
選択ミスを恐れることはないと思います。

子どもの人生は子どものものなので、親はあくまでそのサポートをするだけなのです。
そのスタンスからずれないでいるようにすることが大事です。

私はこういう風に思って我が子と関わっております。
これが正しい答えとはいえないと思いますので、ご参考程度にしてくださいね。

次回はいよいよ確信に迫ります。バレエを専門的にやりたい人の受験対策。
中学受験と高校受験、どっちが有利?というお話しをしてみますね。

あ、そうそう。このテーマについて、既に経験なさったかたの「こうだった!」という体験談を
お聞かせくださると嬉しいな。
お待ちしております。(^o^)

ちょっとバテてます

昨日のレッスン終了後あたりからなんだか体調が思わしくない。
お腹の調子が変!朝もすっきりと起きられなかった。
夏風邪? といっても咳は出ないから変よね。
おっかしいなぁ~~と思いつつ、そんな時はのんびりせよということなんだろうと自分に言い聞かせる。

昨日はスリー・イン・ワンの個人セッションなるものを受けてきたので、
     ↑タッチ・フォー・ヘルスでお世話になっているついてるファシリテーターさんのところで
      受けられます!
調子がいいはず(っていうのは思いこみ?)なのですが。
かえって疲れが出たのかしら?
確かにこのところ突っ走ってましたからねぇ…。
気力はあっても、体がついてきてくれないときもありますもんね。
そんな時は静かに過ごすのがいいんでしょう。

今週はQ&Aの回答をひとつ書く予定だったのですが、しばし先送りです。
書く方へのエネルギーが回ってこないからね。

楽しみにお待ちの方、ごめんなさいね。
エネルギーの充電して、元気を取り戻してきます。(^o^)



今日のレッスンはプレバレエクラス(幼児)、小学校中学年クラス、大人の初心者クラスの3つでした。
帰宅したのは10:00前、ヘロヘロになってます。
でもね、なんか元気なんです。いや、ハイテンションというのが正解か!
指導するとね、体中のエネルギーがグワ~ンと動いて、かなりテンションが高くなるのです。
なので、帰宅してから精神のクールダウンが必要なのです。
お風呂に入って、ビールを飲んで(でも沢山は飲めない)、しばらくボケーとして…。
あとは美味しいご飯を食べて…。
それでなんとか平常時の自分になります。
さぁ、明日も頑張ろう!

息子にバレエを与えたわけ

私の息子がバレエを学んでいることは、この日記にちょこちょこと掲載しています。
でも、そのきっかけというのは、けっこうイイカゲンでした。(笑

息子は小学1年生からバレエを始めました。
いまから思えば、時期的にはちょうどよかったです。
幼児の男の子にはバレエはおとなしすぎて、退屈に違いないので(^^;)

元々、息子は生まれてすぐに重度のアトピーをかかえていました。つまりはアレルギー体質。
(この闘病だけでも沢山書けますが、ここではあつかいません)
そうした体質の子どもは体があまり丈夫ではありません。体力もあまり無いです。
なので、それを補う何かを習えばいいと両親(夫と私)は考えました。
水泳、体操、空手、サッカー、野球…なんでもいいや。体が丈夫になりさえすれば。

バレエに関しては男の子の場合、女の園に耐えられるか、
じっといい姿勢を保ちながらのレッスンに精神的についていけるか、ということもあったので、
無理に勧めることはしたくないと思っていました。
しかも、深みにはまれば、厳しい世界。
それを自分の子どもが進んでいくのは、どんなものか…。

とはいうものの、私自身がバレエ教室を主宰、運営する傍ら息子の他の習い事に引率することは
非常にむずかしいという事情がありました。私の仕事時間と送り迎えの時間が重なるからです。
自前で済ませてしまえるなら、それもアリだな。
そんな安直な考えでバレエのクラスに見学にこさせました。

見学の様子を見ていると、特に楽しそうな感じでもなく、だれ~っとして見ています。
「こりゃ、ダメだぁ!」私は内心思いました。

家に戻り、息子に話しを聞いてみますと、
「ぼく、バレエやるんだよ」
「え″っ?!」

一体、子どもって何を考えているのだろう?と思ったのですが、
何はともあれ体を動かすことを習うという一つの目的は達成しました。
自分の子どもが、しかも男の子がバレエをやっていくなんて考えもしなかったので、すごく意外でした。

その後でハタと気づき、少々不安を感じたことは、親子でありながらも師弟関係となること。
能や歌舞伎の世界ならごくごく当たり前の人間関係ですが、私の親はバレエには全くうとい人間でした。
だから、親として、師としてのふたつが同時進行の人間関係を私は知りません。
これからどうなるのだろう。全くの手探り。

また、男の子への指導は正直言って私にとって経験が少なく、それも未知数。
まぁ、これはしょうがないです。
男の子がバレエを習うケースが極少ないわけですから。

息子個人の素養としては、股関節は綺麗に開くけど、素質があるかどうかは未知数。
この先…期待しても…うむむ…しょうがないからねー。(^^;)
ま、なるようにしかならないですからねー。
  ↑これが本音の正直な気持ちです。

それがもう4年前のお話しです。
今ではバレエが大好きで頑張っています。
それなら、私の知る限りのものを与えましょう。できる限りのチャンスを与えましょう。
そう思って取り組んでいます。
本人がバレエを好きで厳しくても果敢に取り組んでいけるのなら大丈夫。
どこまで行けるかはわからないけれど、しっかりとバックアップします。
だから、ドンドン前進してください!

虫のいい話

昨日はすごい台風でした。風は強いし、雨は吹き付けるし…。
しかし、そんな天気もなんのその!
治療師さんの予約をとってあったので、息子といっしょに出かけました。

実は、出がけにいっそキャンセルしようかと弱気になったのですが、息子はやたらと張り切っています。
子どもの頃、台風がくるとワクワクというか、血が騒ぐというか、そんな感覚ありませんでした?
まさにそういう感じで張り切っているんです。あちゃ~。
それで、まぁ、いいかと開き直り、治療院へとお出かけ。
とても無謀なレヴェランス親子。でも、無事帰宅してきたんだから、結果オーライね。

息子の踵の炎症はあと少しというところでくすぶっています。
まだ、ボヤが残っているって感じです。
体が成長しているので、治癒に向かうエネルギーと成長のためのエネルギーとのせめぎ合いが
起きているのかな~と私なりに思いました。
早く良くなりますように。。。。。

さて、そこでこんな話題が出ました。
「足の甲(って言ってもほんの一部分)が固い人の立っているときの姿勢は
 横隔膜が開き気味になる傾向がある。」

ほぉ~~、それは興味深い!
治療師さんは何人もの体を見ていらっしゃるわけだから、そうした関連性をよくご存じなのですねぇ~。

そういわれてみれば、私も指導していて、
「こういうタイプの人はこんな傾向がある」というデータはあるなぁ…。
例えば、顎を引きすぎている人は腰が入らないとかね。
それはなんとなぁく自分の頭の中に経験として蓄積されているだけなので、
レッスン場で生徒さんと接していて、急にピンときます。
「あ、この人はこのタイプ! ってことは、ここを指導するとうまくいく!」
そしてそれを実行。これがかなりの高確率で当たります。(笑

そんな感じなので、自分の中にあるデータはインプットしてあるだけで、
リアルタイムの指導のときだけに検索して使っている。
検索っていっても、自分の頭の中で勝手に起きることなんだけどね。
でも、そのデータを全部整理してまとめたものを見たことがない。
う~~ん、ちょっともったいないかも!

…で、その治療師さん曰く、
「先生、そういうの本にしたら売れるんじゃないですか?」
「え~~、そんなの買う人いますかね~?」
「きっと、いますよ~」

そんな虫のいい話はなかろうと思ったけれど、逆に考えると、もし私が買う側だったら、
そういう傾向と対策本があれば欲しいなぁ~。

う~~ん、もう少しデータを集めて、ちゃんと整理して、そしたら、やってみてもいいかも…。
あれ? そう言う治療師さんがそういう本、出したらいいよね。今度、勧めてみよっと。

日本で本格的にバレエを学ぶ

昨日の日記からの発展です。

日本ではダンサーを育成する公的な機関が無いという話をしました。
そしてあちらこちらに点在するスタジオにゆだねられているとも。

そんな日本で本格的に学ぶというのはどういうことなのでしょうか?
いろんな考え方があると思うので、一概にこれが王道と決めつけることはできません。
ですので、あくまで私が考える「プロダンサーへの道・最短コース・個人教室でバレエを学ぶ場合」を
お知らせしましょう。

■幼児期(4~6歳)
 4、5歳あたりでプレバレエを始めます。週1~2回レッスン。
 私の個人的な考えとしては、この時期から始める方がいいです。
 脚の筋肉の付き方が違ってくるし、姿勢が全然違います。
 この時期に姿勢を覚え込んでしまうと次の過程がかなり楽に進みます。

 でも、6~9歳の間に始めるのでも問題ありません。
 まぁ、そのあたりはお気楽に捉えていただければいいです。
 男の子は女の子に比べ落ち着きがないので、小学校に入ってからがいいでしょうね。
 もちろん個人差ありです。習いに行って順応できるなら大丈夫ですよ。
    
■児童期(6~9歳)
 6、7歳あたりで週2回へと増やします。
 筋肉づくりもさることながら、生活にバレエが入るのを慣れるためです。
 また、この年代からバレエを始めてもさしつかえないです。
 その場合はプレバレエのクラスレッスンを経てから次の段階へと進むほうがベターです。

 バレエのトレーニングでターンアウトの厳密さや動きのクオリティを求めることができるのは
 骨の成長が安定した頃です。永久歯が生えることがひとつの目安となります。
 バレエのターンアウト(アン・デ・オール)は骨に大きな負荷をかけるので、
 早い時期に厳密さを求めることは危険なんです。
 骨が安定してから厳密なトレーニングへ移行していくと考えてください。
    
■10代前半
 海外の国公立バレエ学校へ入学可能な年齢となります。
 つまりはここからがバレエの本当の始まりと考えてよいでしょう。
 10歳くらいで週3回レッスンに増やします。本人のやる気があれば週4回くらいに増やしても♪
 レッスンがあまり多くても筋肉がつきすぎたりするので、これくらいがベターです。
 この年代から子どもの吸収力がアップするため、習得ペースが一気に上がります。
 覚えるステップの数も一気に増えます。それに対応するには週3くらいやらないと追いつかないんです。
 だって、海外の国公立は毎日レッスンです。その代わりじっくりゆっくりの指導です。
 それを考えると、週3でもギリギリ(>_<)

 女の子の場合、12歳あたりでトウシューズのトレーニングを開始します。
 但し、体がしあがらなかった場合、できるまでトウシューズは延期です。

 バレエ講習会があれば、積極的に参加するのもよいですね。

■10代中盤
 ポアントの技術を習得しつつ、古典の作品を簡単なものから覚えてゆきます。
 この年代から日本バレエ協会のオーディションの応募資格に該当します。
 そうしたものへのチャレンジもいいですね。
 本人の希望があれば、コンクールへの参加もいいですね。
 将来行きたいバレエ団があるなら、そのバレエ団付属の教室へ通うことを検討するのもこの時期。
 さらに本人の希望があれば、海外バレエ学校への留学を検討しはじめても…。
    
■10代後半
 古典バリエーションを踊る程度の力を身につけることが目標です。
 平行してアダージオ(男性と組んで踊る)のレッスンを開始。
    
■10代後半~20代前半
 高校や大学を卒業してからバレエ団へ所属する、海外のバレエ学校へ留学するなど、
 この時期は選択肢がまだまだ沢山あります。
 もちろん所属スタジオでさらに研鑽を積むこともできます。
 指導者としての素養があれば、先生からお声がかかることもあります。
 これもまた精進の道です。

ここまできたら、あとはもう本人次第。研鑽を積みながら、自分の技術、表現をさらに磨きます。

 ★ ★ ★

こんな感じですね。

上記のプロセスを完璧に踏襲したとしても、その全員が優秀なダンサーになれるとは限りません。
才能がある人が上のプロセスを経ることでダンサーになれるかもしれないという言い方の方が
適切なのでしょうね。

上記のプロセスはあくまでバレエを中心に物事を考えてあります。
子どものバレエへの意欲がずっと続いていることも前提となります。
現実にはその過程ではスランプもあるでしょうし、怪我をすることもあるかもしれません。
そういう場合にはまたいろいろとプロセスが変化します。
つまり、人それぞれというわけです。

掲示板の方に受験とのからみについてご心配なさっている親御さんからの質問をいただきましたが、
確かにそれは避けられないことですね。
その話題については、またの機会にお話ししましょう。

本格的にバレエを学ぶとは…?

先だっていただいた質問に出てきた「本格的」って何だろう…?

簡単に言えば、「バレエダンサーを目指すこと」ですね。
では、そのためのプロセスとは一体どんなプロセスなのでしょう?

ロシア、イギリス、フランス…いずれも国公立のバレエ学校を抱えています。
政府が資金をバックアップし、将来プロダンサーとなることを前提としているので、
当然、バレエに適した子どもだけが入学できます。

だいたい10歳前後の子どもが入学します。
身体テストを受け、親の代まで体型をチェックされるところもあります。
成長過程で太りすぎてしまったら、それが理由で退学処分となってしまいます。
成績が悪くても退学処分だそうです。
そこは目的にプロとして活動することを掲げているので、それに見合わないと判断されれば、
政府が資金を出すことはないということなのですね。
非常に厳しいですが、当然のことでもあります。

そういう学校へ入学し、プロを目指しての修行をする。
それが本当の意味での「本格的なバレエ」なのではないかなーと私は考えます。

けれど、日本にはこうした国公立のバレエ学校はありません。全部プライベートスクールです。
習いたい人を集めて、バレエを指導しています。
大きなバレエ団が運営しているスクールもあれば、個人個人で教室を開いている所もあります。
うちはまさしく後者のパターンです。

そして社会的な認識としては「習い事のひとつ」ですね。
なので、海外の国公立バレエ学校のように身体検査をしてバレエの適正の有無で
入学が決まるわけではありません。誰でも習えます。

身体検査といえば、私のスタジオでも入会してきた生徒さんの体のチェックはさせてもらっています。
股関節の可動域、足首の可動域、背骨の動きなど。
国公立はそれを元に入学志願者を振り分けるわけですが、私のスタジオではそれが目的ではありません。
生徒個人個人がバレエの基礎ポジションを習得するにあたり、
どの状態まで要求が可能なのかを見極めるためです。
そして、関節の可動域が不十分な子どもに矯正エクササイズを施すためです。

さて、日本ではプロフェッショナルなダンサーを育てる公的な機関が無いと書きました。
今、私の知る限りでも、新国立バレエ劇場が研修生制度をとっているくらいですか…。
応募資格が10代後半でしたよね。(すみません。不十分な情報で…)
とすると、やはりその年齢まではそれぞれのバレエスクールにゆだねられるというわけです。

つまり本格的にやりたい生徒の将来を担っているのは、あちらこちらに点在する
バレエ教室だということなんですね。
そのことはどのバレエ教師も理解しており、なんとかプロレベルを輩出したいと願いながら、
子ども達に指導をしているのです。
中には「うちは趣味の教室よ」と開き直っていらっしゃる先生もおいでなので、
そのような場合は、また話が違いますが…。
でも、私が懇意にしているバレエの先生がたはほとんど前者のパターンの考え方をしていらっしゃいますね。
類友かな?

日本では「誰でも習える」と書きました。これはもちろん全世界どこでもそうです。
けれど、国公立のバレエ学校があるので、趣味と職業の境目がハッキリとしているんです。
日本にはそこら辺がぼやけています。そこがいいところでもあり、欠点でもあるかな…。

どうも「本格的」を論じるのは、結構いろんなテーマが内包されているみたいです。
徒然に思いつくまま書いているので、ちょっと整理が必要です。
明日は個人教室で「本格的」を目指すには…ってテーマで話をしてみますね。


悩みはつきないね

このところ質問メールに張り切って答えてきたので、少々へたり気味です。(笑)
それで思ったことは、みんな悩みながらも前に進もうとしているんだな~~ということ。

指導者からの何気ない一言も親御さんを悩ませることになるんですねー。
これは自分も気を付けなくてはと自戒することになりました。

とはいっても、みんな同じ人間ではないので、表現(言い回しとか使う言葉とか)が同じでも、
相手が受け取るものが違うんですよね。
だから、いくらこちらが気を付けていても、思ってもいない反応があったりとか…。
なかなか難しいものなので、あまり気を遣わず、自然体で行くようにしたほうがいいのだろうね。
「誤解があれば、解けばいい」くらいに構えてね…。

Q&Aの方は質問者の皆さんにすっきりしたと喜んでいただいているので、まずは嬉しいことです。
バレエ界に限らず、他の芸術もそうなのだと思いますが、
素人(私もそうだったよ)にはわかりがたい部分が沢山あり、
長くその世界にいて初めてわかることばかり…といっても過言ではないですね。

今、業界内で活躍している方はわからないなりにも反発せず、
その世界のルール(っていう言い方もちょっと変だけど、言葉が見つからない)を
受け入れてきたのではないかな~と思うのです。

まぁ、全く反発しないってことはないでしょう。これはなぜ??って思いは持ちながらも
それでもその世界に居続けたいってことで受け入れて乗り越えてこられた。
そういう風に思うんです。はい。

なので「これはなぜ?」が一つでも早く解決し、次へのステップへ進むことができるのなら、
私のQ&Aの存在理由もあるかな~~と思っています。
私にとっても、これまでの自分の蓄積が文章になるいい経験をさせていただいております。
そんなQ&Aの回答が皆さんのお役に立てればホント幸いです。

あ、そうそう。質問希望の方、お願いがあるんですよ。
一応、過去の日記とか左の方のコンテンツなどにご質問のヒントが隠されていることがあるので、
ぜひ、ご一読いただいてから、ご質問をお願いします。
重複した内容はさすがに私もキツイんですよ。(笑)

また、この日記を読んで、こういうことが解決した!嬉しい♪
なんてな書き込みもしていただけると非常に嬉しい。
そしたら、もっと頑張っちゃいますよ。私。
あ、でも本業にさしつかえない程度ですけどね(^^)

どうぞ、よろしくお願いします。m(_ _)m

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