ダンスは心と体のハーモニー

埼玉県朝霞市で活動するバレエスタジオルミエール・主宰者 米田ひろみのブログです。

2004年04月

大盛況で終演!

昨日はるのバレエスクールの発表会でした。

私のスタジオからも友情出演として生徒が参加しました。
そのリハーサル風景はコンテンツのレッスン風景に掲載してあるのでご覧ください。

朝、7時20分に待ち合わせし、秋川へGO!
前日は帰宅時間が10時半と遅かったにもかかわらず、生徒たちは元気でピカピカ!
「もぅ、本番かぁ~」などと気の抜けたセリフをいうのんき者も…。

会場の秋川キララホールへ着くなり、即、稽古着に着替え、メイク開始!
「中学生以上は自分でメイクするのよ!」とお達しをしたものの、慣れない手つき。
う~~ん、怪しい! うぉ!パンダ目になってる! ダメだ、こりゃぁ~~!
結局、小学生のメイクを終えてから、先生(私)がやりました。
いかん、いかん、これだから過保護なんだ!と反省。

メイクを終えた生徒はウォーミング・アップをします。
そう、バーレッスンです。ダンサーにとっての必需品。
体をほぐし、筋肉を目覚めさせ、ベストコンディションへと仕上げる目的があります。
とはいうものの、う~~ん、それだけの質に自分で体をアップしていくこと、ホントにできているのかな?
これは今後の課題ですね。小中学生に自習でベストコンディションへと仕上げるのは、まだまだ至難の業。

さて、そろそろゲネプロです。
ゲネプロとは本番通りのリハーサルのことをいいます。総仕上げ段階ですね。
衣裳、照明、小道具、大道具、すべてが本番通りです。
ひとつだけ違うことは、客席には観客がいないこと。

…で、われらのシンデレラチームのゲネプロの出来は…
それが、まぁ、ヒドイありさまでした(泣)
場所取りはめちゃくちゃ。振りは間違う。小道具は落としてしまう。
あれぇ~~、昨日の出来はどこへ行ったのよ~~!

終わってから訊ねてみると、
「すっごい緊張した!」

なるほど、緊張のなせる技ってことね。少しずつボルテージが上がってきてますね。
本番が近づくほど、みんないろんな感覚を味わうのですね。
テクニックも年齢が上がってくると、難易度の高いものも入りますから、
それが成功するかどうかとか、いろんな不安も出てきますからね。

ある子がいうには
「先生、もしピルエット(回転)失敗したらどうする?」
「んー、失敗ー? それは無いんだよ」と私。
リスクをカバーするという意識は必要ではありますが、この段階では弱気は禁物なのよ。

あとは照明の違いでしょうね。
昨日までは地あかり(舞台全体を照らす程度の明かり)でしたけど、
ゲネでは本番通りで強いライトが当たります。
その中で踊るということはかなりまぶしいんですよ。
経験が乏しく、ライトに目が慣れない生徒にとっては、環境の変動にとまどいつつの踊りとなるのです。
だからこそ、これまでの過程で体も心も確実にしておくことが大事なんですねー。
そうした経験を通して、生徒は成長していくのです。(^^)
とはいえ、本番はしっかり頼むよ!

いよいよ本番です。
さて、どうなることでしょうか?!

私はここまでくると、舞台袖で横から見るしかできないんです。
実際、正面から見ないことには成功したかどうかはホントのところはわからないんです。
ただ、生徒の踊り終えて舞台袖に戻ってきたときの様子は一つの試練を乗り越えたあとの顔つきでしたね。
個人個人にはいろんな反省もあることでしょうし、本番のビデオを見たら私も真っ青になる場面が
見つかるかもしれません。
それでも子どもにとっての試練をひとつ超えたことには違いありません。
また、経験を積み、たくましくなった生徒たちでした。

るのバレエスクールの皆さん、大変お世話になりました。
この場をおかりして、心から感謝申し上げます。
(この日記読んでる方はいらっしゃらないだろうな…。
 あ、もしも関係者の方いらっしゃいましたら、掲示板への書き込みお願いします!)
これからも交流が続くことを楽しみにしております。
ありがとうございました♪

いよいよ舞台稽古!

今日は舞台稽古、そして明日が本番です。
明日のためにいろいろな準備をしなくては!

メイクの道具はいい状態で揃っているかしら?
小道具はコレで良いかな?
などなど。。。。。。

日常もあれやこれやとあわただしく、土壇場になってあたふたしています。
ちょうど月末でもあるので、事務作業が山積みになってます。
うわぁ~~~!
なんてパニックになりそうな忙しさです。

それはさておき、今日の舞台稽古はどうなるだろうか…。
出来具合については後日の日記にて。



…で、ただ今、舞台稽古から戻ってきました。

今日になって、場当たりで振りを間違えて踊っていた子がいたことに気づき、ダメだししました。
焦って、パニクるかな~と心配だったのですけど、その子は「なんとかします」と一言答え、
ちゃっかりと直して踊っちゃいました。
いやぁ、たいしたもんです。
現在小学6年生。のほほんとしたキャラのユニークな女の子です。
シンデレラのタイトルロール、つまりは作品の主役を踊る子なんです。
明日もその調子で頼むよ!!

あと、ちゃんと光るか気になっていたガラスの靴は遠目にキラキラと輝いていました。
よかったぁ~~! これでガラスっぽく見えるね!

明日はゲネプロ(本番と全く同じ状態で踊ること)と本番です。
これまでの成果が出るように、今晩は神様に祈りつつ、やすみます。
(でも、都合がいいときだけ祈るっていうのアリでしょうかね…。)

ガラスの靴

もうすぐ本番だというのに、今頃小道具を作っています。
今、合間に気分転換で日記に向かっています。

シンデレラがガラスの靴を持って踊りますが、その小道具を何にしようかな~と
思いつつも、とりあえずお古のトウシューズで間に合わせていました。
でも、それだとガラスって感じがしないんです。
子どもの靴でアクリルでできたサンダルみたいのものがいいかな~と思ってはいたのですが、
買い物にいきそこねてしまい…(^^;)

そこでお古のトウシューズにキラキラと光るチュールレースを縫いつけて、
スパンコールの飾りを付けて、ライトが当たれば、
キラキラと光ってガラスっぽく見えるようにしてみました。

片方できたので、あと片方残ってます。
がんばろっと!

ガラスの靴
ようやくできたガラスの靴
ライトが当たってキラキラ光る予定

間もなく本番!

間もなく本番です。
合同リハーサルは残すところ舞台稽古のみとなりました。

作品の出来は…う~~ん、まずまずって感じですね。
プロに作品を踊ってもらうのであれば、徹底的にテクニックも表現も追求してもらいますが、
なにしろ発展途中の生徒です。成長期の子どもです。
そんな子どもが作品を踊るということは、振付師サイドの観点からするといろいろな制限があるのです。
それを考慮しつつ、振付と演出をするので、ちょっとつらい部分があります。
まぁ、早い話が
「ホントはこうしたいんだけど、子どもだし、無理なテクニックやって変な癖を付けたくないから、
 ここはこのステップで妥協する」ってなことです。(笑)

もちろん、子ども達はそれぞれに一生懸命踊っていますし、
けして手を抜いていると言うことはありません。皆、ベストをつくしています。

そんな状況のもと、子ども達が生き生きとして輝けて、
新しいステップを学ぶことができる作品にするのが、バレエ教師の振付なのですね。
腕の見せ所ってやつなんですね。(苦笑) 

そういや惜しかったことといえば、王子役の息子が成長痛を患ったこともあり、
ジャンプを出来なかったことですね。
治療師さんとの相談で本番間際にだけジャンプしようということになり、
ずっとガマンしてきて、今日、久々にジャンプしました。
本番では思いっきりやってください!
本番が終わったら、また控えるというお約束の元ですけどね。

こうき
  ↑久々にジャンプした息子です。

後はアレルギーが出てレッスンを休みがちだった生徒もいます。
ちょっぴり心配でしたけど、最近はおさまってきた様子。こちらもホッとしました。
ダンサーにとって体調管理は大事なことですね。
コンディショニングの大切さを大きく感じることになったリハーサル期間でもありました。

生徒達にとっては、この作品にたずさわったことで沢山のものを吸収したことと思います。
ただ、動くだけではなく、役柄に成りきること。踊りの中に感情を入れて表現すること。
また、外部のリハーサルへと参加することで挨拶のこと。お行儀のこと。電車での団体行動など。
いろんな体験をしていくことで、生徒達はどんどんしっかり者になっていきます。
自信がついていくのです。こうした経験はこの先の人生で大きく役に立ってくれることでしょう。
こんな生徒たちは私の宝物です。(^^)

舞台ではこれまでやってきたことの一番いい結果を出したいですね。
それはダンサーが踊ることを好きでいて、楽しむ心を持ってさえいれば大丈夫。
思いっきり、楽しんで、はじけて踊ってくださいね!

私も連れてって!!

私の友人のお話しです。
彼女もバレエ教師ですが、帰国子女なので、英語が堪能です。
その特技(っていうかな)を買われて、ただいまマシューボーンのレッスンでの通訳をしています。
「今日が最終日」ということでした。

…で、彼女が言うことには、
「やっぱり、むこうのダンサーは違うわね。
 上半身がすごく柔らかくて、下半身はもう骨格も筋肉もめぐまれてて、いうことなしなのよ。
 なんだかんだいって、下半身の条件次第よね。ダンサーって…。」
とため息まじりに見てきたことを語ってくれました。

あぁ~、うらやましい~。
私もそのレッスンに連れて行って欲しい~~!!
と心の中で叫んじゃいました。

嬉しかったこと

先日、うちに入会したいと言っていた人でおうちの事情で通えなくなった方がいます。
折角、始めようと張り切っていらしたのですが、残念ですが、しょうがないですよね。

…で、その方からメールをいただきました。
ちょっと褒めすぎだよぉ~とは思うのですが、
その方にとってはそう感じてくださったということですものね。
ありがたくお褒めの言葉ちょうだいします♪

>先日はご迷惑おかけしました。
>あれからまたバレエ教室をあちこち見学してますが、先生ほど教えるのが上手で
>バレエに必要なことをちゃんと教えている先生はなかなかいないです。
>先生のような先生を知ってしまった以上、他の教室に通うのがくだらないとさえ思えてしまいます。
>先生がもしこれから都内で教えるようなことがあれば、是非連絡お願いします。

いやはや…照れますね。
指導者と生徒との出会いやその後の関わりというものはホントに縁ですから、
こういう風に袖がすれる程度のご縁であっても、
このように思ってくださるというのは、嬉しいことですね。
あ、でも、他のお教室に通うのがくだらないということは無いですよ。
いい先生、沢山いらっしゃいますよ☆
そうした方とのご縁があるといいですね。

バレエの要素というものはとても沢山あります。
私は体の使い方がその土台になると思っているので、
そちらのほうを重要視した内容のレッスンになっているだけです。
また、私の元に集う方は「体の使い方の大切さ」に共感された方が中心なので、さらにそうなっています。
俗に言う、「類は友を呼ぶ」ですね。(笑)

他にも音楽性や舞踊性、様々なステップやテクニックという要素が必要ですし、
どの先生にもそれぞれのオンリーワンの指導、得意分野というものがあります。
だから、何がいいのかという完全な形はないんですよ。
もちろん、一人ですべての要素を指導するのは理想ではあるので、
どの先生も勉強を続けていらっしゃるのです。
気が遠くなるほど、深い世界ですが、これだからこそ面白いと思えるし、
どんどん追求していきたいと思えるのです。(^^)

昨日はちょっぴり悲しくなることがあったので、こういうメールは私を元気にさせてくれました。
どうもありがとう♪
すてきなご縁がありますようにv



ペザント 息子の写真です。(←親バカ)

最近頑張っている生徒

うちで最近頑張っている生徒です。
こんどシミュレーションバレエコンペティションに出場します。
彼女はただ今中学1年生。伸び盛りです。最近、大人っぽくなってきました。
小学2年でバレエを始めましたから、バレエ歴5年ですね。

彼女の踊りを撮影した動画から起こした画像です。

キューピッド1

キューピッド2

最近のデジカメはすごい高性能。動画も撮れるのです。
それをいいことにレッスンでの写真撮りまくっています。とっても楽しいですね。

それをチェックすると肉眼では見落としていたことがありありとわかります。
これでまたレベルアップです(^o^)

健全なカエル

こちらのHPを拝見したときにこんな言葉を見つけました。
インスパイア大澤さんのHPです。

以下、引用文です。

『健全なカエルほど健全なオタマジャクシ時代を過ごす。
 なのに、先を急いでオタマジャクシに鳴き方や跳ね方を教えてはならない。』

引用終わり。

これは、バレエ教育にもピッタリとあてはまりますね!
カエルをダンサーに、オタマジャクシを生徒に置き換えてみればいいんですよね。

でもね、今のバレエ界ではほとんどの場合、オタマジャクシに鳴き方や跳ね方を教えている状態なのです。

例えば、コンクールなどは出場年齢がどんどん低くなってきている傾向があります。
クラシックバレエのバリエーションは身体が出来上がった人が踊るべきものです。
その年齢は早くてもティーンエイジャー。14,5歳でしょう。(いや、もっと遅いか…)

エヴァ・エフドキモワさん(世界のプリマとして名高いダンサー)も
日本で低年齢の子どもが身体が出来ないうちにバリエーションを踊るのを
非常に不思議でしょうがないとおっしゃっていたそうです。

それを考えると、日本の今の状態には「?」がいっぱいです。
本当に次代を担うダンサーの育成というものを考えると、
それはマズイのではないかしらと首をかしげざるを得ないんです。

いいのか?! オタマジャクシに鳴き方や跳ね方を教えても!ってね。

これらのことは、今日、息子の治療に赴いた際に治療師さんとお話しした内容でした。
あまり大きな声では言えませんけれどね。
かといって、先達を否定したり、非難したりする気は毛頭無いので、
誤解なさらないようにお願いしたいところです。
現状はなにかしらの必要があって起きていることだと思いますし、
抗えない流れというものがあるのでしょう。
これまで培ってきたものを変えることは非常に困難なことですからね。(^^;)
関係者の方々も知りつつ、片目をつぶっている場合もあるでしょうから…。

だって、私自身勉強すればするほど、知らずに教えてきてしまったことに
間違いがあることに気づき、愕然とすることがあるんです。
指導者のくせにホントに恥ずかしい話ですが、事実ではあります。
だからこそ、指導をしていく上での勉強は続けていないとダメなのです。
少しでもいいものを生徒に与えたいと思っているからです。

私は「心とからだのハーモニーを奏でるダンサー」を育てたいので、
やっぱり、オタマジャクシにはオタマジャクシにとって有用なことを教えていきます!
そして、間違いはどんどん正していこうと思っています。



昨日、ある生徒が「先生…、足の、このへんが痛い…」と言ってきました。
ちょうど、アキレス腱から5~10センチくらい上の辺り。
どれどれ見せてごらん、と触ってみました。
ありゃ~、パンパンだー!
その生徒はアレルギーが起きていて、夜中咳き込んで眠れない日々が続いていたといいます。
身体がちゃんと休めなかったようですね。寝不足は怖いんですよ。
疲労物質が身体から抜けてくれなかったのですね。
というわけで、少しマッサージをして、筋肉をほぐしました。
アレルギーが早く納まるといいですね。
寝不足続きだと、悪循環になりかねませんから。
もうすぐ舞台ですから、身体の管理は大事にしなくてはね。
ベスト・コンディションで本番を迎えようね。

マッサージ
マッサージをしてる私と生徒 撮影 BY ひぃちゃん

自分で決める!

またまた、うちの息子の話です。

先日、学校の自己紹介のプリントの記載欄に「将来の夢」というのがあったんです。
なんと、ヤツったら、そこに「バレエダンサー」と書いたんです。
いやぁ~、ビックリしました。本気か~?!と思ったりして…。

…で、息子に少し話しをしました。

私:バレエダンサーになりたいのは、もしかして、私を喜ばせたいからなのかな?

息子:うん。

私:(あちゃぁ~、そうきたかぁ、と思いつつ)バレエの世界は厳しいよ。
  自分で決めないと、その厳しさについて行けなくなるよ。
  君がバレエをやっていくってことは、私にとっては嬉しいことだけれど、
  でも、それだけで決めてはいけないよ。よーく考えようね。

息子:・・・・・

こんな感じで…。

息子は驚いたようでしたが、
ただ、親に喜ばれたいからということを動機にバレエの世界の深みに向かうことは、良くないと思ったので、あえて話したのです。
多分、心の片隅に「自分で選ぶ」ことの大事さがインプットされたかな~と。

「自分で選ぶ」といえば、ローザンヌバレエセミナー初級クラスの野田先生はクラスの中で
「どちらがいいか、自分で決めましょう。」と何度もおっしゃっていたことが印象に残っています。
大人の言いなりになっている子供が多いと言うことでしょうか。

指導というものは、概して命令といいますか、
上から下へ情報を与えていくという形になりがちですね。
それを生徒自身が受け止めて自分のこととしてインプットするかどうかの
選択肢を相手に与える余地があるというのは、興味深いことだと思いました。
私自身、子供に決める機会を与えるということを改めて見つめてみたいなーと思う今日この頃です。

レッスン風景アップしました♪

昨日のレッスンでの風景もアップしました。
小学校3~4年生のクラスです。
「足よ、伸びろ~」と真剣になっている姿です。

エクササイズのご紹介もしようと思ったのですが、こうしたことを案内するのは難しいな~と思いました。
どんな写真を掲載すれば、みなさんに伝わるのかな…と思案中です。
「こんなことを知りたい!」というリクエストありましたら、どうぞご意見お寄せくださいね。
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